竹炭の基礎知識
竹炭は家庭では浄水、脱臭、土壌改良、除湿、遮電などに多く利用されていますが、竹炭のマイナスイオン効果や遠赤外線効果による健康維持を目的として利用する人も増えています。何といっても竹炭の魅力は手軽で廉価であり、その効果が実証されている点にあります。
竹炭の基礎知識 (つづき)
竹炭はより快適で健康的な日常生活を送る上で、多くの方に多目的で広く利用されています。また大学の研究機関等でも研究が進み、竹炭の応用範囲の一層の拡大が期待されています。
東洋医学では万病の源は冷えとされていますが、竹炭を風呂に入れるだけで放射される遠赤外線効果から血行がよくなり、冷え症対策になります。また竹炭を部屋に置いておくだけでプラスイオンが吸収され、結果的にマイナスイオンが充満する快適で健康的な空間となります。
竹炭は大気中や水の中にある様々な物質や雑菌を吸着する高い能力を持っています。竹炭が持つ多孔質性と表面積の大きさが高い吸着能力の源となりますが、それ以外にも竹炭は多くのすばらしい特性を備えています。だからこそ竹炭は健康の維持管理、住環境の整備、そしておいしい水や料理を作ることなどに応用できるわけです。
竹炭は窯などがあれば自分で作ることもできます。もちろんインターネットで購入できます。健康のため、また快適な住環境を整える上でも、廉価で手軽に利用できる竹炭の活用をおすすめします。

竹炭がすぐれているわけ
竹炭は竹を炭化させたもので、木炭はそれ以外の樹木を炭にしたものです。そして竹炭の吸着能力はその表面積の広さから木炭の数倍から10数倍と言われています。
竹炭の孔の断面は、顕微鏡で拡大して見ますとハニカム(蜂の巣)構造になっていますが、竹炭の特徴はナノ単位の超微細な孔が多数存在し、その結果、膨大な表面積になる点にあります。
炭化温度によって表面積は異なりますが、一般に販売されている竹炭は700度以上の高温で焼かれており、中には1300 度以上で焼かれている竹炭もあります。小指の先に乗ってしまう程度のその竹炭1g中の孔の表面積は、実に約300m2にもおよび、これを畳に換算すると 200枚分にも相当する広さとなります。
そして竹炭のこの多孔質性と表面積の大きさが、私達に様々なすばらしい恩恵をもたらしてくれるのです。
竹炭の持つ多孔質性がもたらす高い吸着能力は、臭いの元となる様々な物質を吸着するだけでなく、空気中の水分も吸着させます。湿気を防止する調湿剤として部屋やタンスの中に置いておくだけで、カビやダニ対策にも用いることができます。
竹炭の通電性が高いことも知られています。最近電磁波が人体に与える悪影響が話題となっていますが、竹炭は電磁波を吸収しますから、電気器具のまわりに竹炭を置いておくと電磁波の拡散を防ぐこともできます。
また竹炭の成分の特徴は、木炭に比べて灰分(ミネラル)の含有量が多く、とりわけ珪酸・カリウムが多く含まれていることです。ですから水に竹炭を浸けておきますとそこからミネラルが解け出て、ミネラルが豊富なおいしい水ができあがることになります。

竹炭を活用しよう
竹炭は高温で焼きあげられ通電性がありますから、電磁波を吸収することもわかっています。
最近携帯電話などから発する電磁波が、人体に悪影響を与えるということが話題となっています。この議論に関してはまだ明確な答えは出ていませんが、竹炭が電磁波を吸収することは事実ですから、不安な方はパソコンやテレビをはじめ家にある電気器具のまわりに竹炭を置いておくと、電磁波の拡散を防ぐことができます。機器の側に少量の竹炭を置くだけで、十分に電磁波を遮断することができます。
最近では竹特有の節が入ったものや割られていない筒状のまま炭化された竹炭は、インテリアとしても使われています。一石二鳥で、消臭や電磁波対策も兼ねて飾っておくのもお勧めです。
また最近の住宅は気密性や断熱化が進み快適さは向上しましたが、マンションなどでは風通しや換気が不十分なため湿気がこもり、結露やカビやダニの発生原因にもなっています。こういった問題でも、室内に竹炭を置くことで環境は大きく改善します。
日本では1万年前(縄文時代)の遺跡から炭が発掘され、燃料などに使っていたことが判明しています。炭の中でも竹炭は表面積が格段に大きく、無害であり経済的で、しかも再利用が可能といった、尊い自然の恵みであり日本人の財産といっても大袈裟ではありません。
竹炭の研究は今後とも進められ、基礎的研究とともにその応用範囲や関連した商品の開発も進んで行くことでしょう。竹炭を身近に感じていただき、環境改善や健康のために、より積極的に活用されることを願っています。
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